16日の東京株式市場で日経平均株価は7営業日ぶりに反発し、終値は前日比898円34銭(1.39%)高の6万5324円29銭だった。前日(15日)に3300円超下落し、過去3番目の下げ幅となった反動で、幅広い銘柄が買われたと報じられている。米ハイテク株の持ち直しを受けてAI・半導体関連株に買い戻しが入り、AI投資の持続性を巡る懸念がいったん和らいだとの見方が背景にある。韓国株の上昇も支えとなった。TOPIXは1.67%高の4066.0、グロース250は2.99%高の779.18で、新興市場の上昇率が大きかった。グロース250先物は前営業日比21pt高の768ptで取引を終え、週末を控えた持ち高調整の買い戻しや短期資金の買いが見られたと伝えられている。
日本市場10/16 18:30 JST 時点のデータ
日経平均7日ぶり反発、6万5324円 AI半導体に買い戻し
16日の日経平均は前日比1.39%高の6万5324円29銭と7営業日ぶりに反発。前日の大幅下落の反動で、米ハイテク株の持ち直しを受けAI・半導体関連が買い戻された。TOPIXは1.67%高、グロース250は2.99%高。
日経225
65,324.29
+1.39%
TOPIX
4,066.00
+1.67%
グロース250
779.18
+2.99%
市場概況
セクター動向
業種別の騰落率データは今回の調査では確認できなかった。確認できた範囲では、AI・半導体関連株への買い戻しが相場上昇の中心だった。値上がり率上位(プライム)にはベイカレント、SHIFT、テラスカイといったITサービス・ソフトウェア関連や、建設の大末建、酒類・バイオの宝HLDが並んだ。値下がり率上位には、計測器のHIOKI、建設・設備関連のYTLなどが入った。
注目銘柄
- ベイカレント (6532): +17.25% — 当日の個別材料は検索では確認できなかった。同社は2026年4月発表のFY2026通期で売上高1,483億円(前年比27.8%増)と過去最高を更新し、生成AI関連のコンサル需要が牽引とされる。あるデータサイトでは第2四半期決算の発表が10月15日予定とされており、決算を受けた買いの可能性があるが、発表内容は確認できていない。地合い面では、前日の急落後にAI関連が買い戻された流れに乗った可能性がある。
- SHIFT (3697): +16.52% — 当日の個別材料は確認できなかった。直近では2026年7月15日に第3四半期決算を発表済み(累計経常利益73.1億円、前年同期の116.4億円から減少)。ソフトウェアテスト・ITサービスを手掛けるため、前日の大幅安からのグロース・IT関連の反発と、ランキング上位のベイカレントとの連動した買いが主因と解釈される。
- テラスカイ (3915): +20.40% — 当日の個別材料は検索で確認できなかった。クラウド・ソフトウェア関連の小型株で、グロース250が2.99%高となるなど新興・中小型株に短期資金が流入した地合いが背景にあると解釈される。
- 大末建 (1814): +20.86% — 当日の個別材料は確認できなかった。分譲マンション中心の中堅ゼネコンで、2026年3月期の連結売上高は1,055億円(前期890億円)、純利益は38億円(前期20.6億円)と増収増益。前日の急落後の幅広い買い戻しに加え、時価総額が小さく値動きが大きくなりやすい点が影響した可能性がある。
- HIOKI (6866): -14.74% — 当日の下落要因は検索では確認できなかった。同社は2026年6月5日に2026年12月期の連結経常利益を78億円から98.4億円へ上方修正し、増配と自社株買いも発表していた。市場全体が上昇する中での大幅安であり、好業績期待を織り込んで上昇していた分の利益確定売りが出た可能性があるが、裏付けとなる開示は確認できていない。
為替・金利動向
ドル円の終値データは取得できておらず、検索でも当日のドル円、ユーロ円、日本10年国債利回りの水準を確認できなかったため、数値の記載は控える。
今晩の米国市場の注目点
今晩の米国市場の経済指標や決算発表の予定は、今回の調査では確認できなかった。東京市場では前日の大幅下落後に米ハイテク株の持ち直しを受けて買い戻しが入っており、米国のAI・半導体関連株の動向が引き続き注目される。
