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米国市場10/14 07:00 JST 時点のデータ

米株小幅安、決算シーズン入りで半導体株が下落

10/13の米国株はS&P500が-0.02%、ダウが-0.35%、NASDAQが-0.15%と小幅に下落。決算シーズンの開始と半導体・AI関連株の下落が重しとなった。長期金利は低下。CoStarやフラッターが上昇し、argenxやCoherentが下落した。

S&P 500
7,805.45
-0.02%
NYダウ
51,670.10
-0.35%
NASDAQ
27,204.38
-0.15%
VIX
15.27
+0.39%

市場概況

2026年10月13日の米国株式市場は主要3指数がそろって小幅に下落した。S&P500は7,805.45(-0.02%)、ダウ平均は51,670.10(-0.35%)、NASDAQ総合は27,204.38(-0.15%)で取引を終えた。VIXは15.27(+0.39%)とほぼ横ばいで、市場の警戒感に大きな変化はなかった。

決算シーズンが本格化するなか、半導体株を中心に売りが出て指数の重しとなった。寄り付き直後にはAI関連株が広く下落し、Astera Labsが約6%安、Micronが約5.6%安、MarvellとArista Networksがそれぞれ約5%安となった。足元では米長期金利が複数年ぶりの高水準にあり、原油高も株式市場の重しとして意識されている。

セクター動向

半導体・AI関連が最も弱かった。Astera Labs(-9.21%)、Coherent(-9.63%)、TTM Technologies(-8.35%)、Tower Semiconductor(-7.85%)と、時価総額100億ドル以上の値下がり上位に半導体・光通信・AI関連部品の銘柄が並んだ。AI関連株に利益確定売りが広がったとみられる。

一方、値上がり上位にはCoStar(+8.01%)、Flutter(+7.55%)、Chipotle(+6.21%)、GoDaddy(+6.15%)など情報サービス、オンラインゲーミング、外食、IT関連の個別銘柄が入った。エネルギーではPBF Energyが+6.76%と上昇した。なおダウ平均の下落率がNASDAQを上回っており、ハイテク以外にも売りが及んだ。

注目銘柄

  • CoStar Group (CSGP): +8.01% — 当日の個別材料は検索では確認できなかった。同社は今年2月にHomes.com向けAIツールを発表して上昇した経緯があり、決算シーズン入りを前にした見直し買いが入った可能性がある。AI関連のハイテク株が売られる中で、不動産情報サービスへの資金シフトも一因と解釈できる。
  • Flutter Entertainment (FLUT): +7.55% — 当日の個別材料は確認できなかった。同社は今年3月、2025年第4四半期決算がコンセンサスを上回り上昇した。年初来の大幅下落後の反発局面にあり、押し目買いや需給面の買い戻しが入ったとの見方ができる。
  • Chipotle Mexican Grill (CMG): +6.21% — 当日の個別材料は確認できなかった。7月30日の第2四半期決算で利益が市場予想を上回り、株価が急伸した流れが続いている。ハイテク株が売られる中での外食株への物色が背景とみられる。
  • argenx SE (ARGX): -11.83% — 当日の確定した要因は検索では確認できなかった。同社株はこれまでも臨床試験結果や決算への失望で大きく下落したことがあり、バイオ株特有の材料(試験結果等)に反応した可能性がある。出来高を伴う個別要因の売りと解釈できる。
  • Coherent Corp. (COHR): -9.63% — 当日の個別材料は確認できなかった。同社は光通信部品でAIデータセンター関連に位置づけられ、この日はAstera Labsなど半導体・AI関連株が広く売られた。株価変動が大きい銘柄で、セクター全体の下落に連動して売りが膨らんだとみられる。

為替・金利動向

米10年国債利回りは約5bp低下して5.19%台となった。直近は長期金利が複数年ぶりの高水準にあったが、今週発表される米インフレ指標を前に低下した。30年債利回りは今月5.6%超まで上昇し、2002年6月以来の水準を付けていた。

ドル円およびドルインデックスについては、当日の数値を検索で確認できなかったため記載を控える。

今後の注目点

今週は米国のインフレ指標の発表が予定されており、金利動向を左右する材料として注目される。長期金利が高水準にあるなか、結果次第で株式市場の変動が高まる可能性がある。

決算シーズンも本格化している。大手銀行の決算に続き、今後は各業種の企業決算が相次ぐ見通しで、特に半導体・AI関連株の下落が一時的な調整か否かを見極めたい。原油価格の動向も引き続き注意が必要である。