2026年10月20日の米国株式市場は、ダウ平均が529.85ドル程度(1.02%)上昇して52,495.88ドルで取引を終え、S&P500は0.28%高の7,712.57となった。NASDAQ総合は0.02%安の26,424.82とほぼ横ばいだった。VIX(恐怖指数)は6.13%低下し17.31となり、投資家心理はやや落ち着いた。報道では、企業の好決算と原油価格の下落が相場を支えた一方、AI関連投資への懸念がハイテク株の重しになったとされる。ダウ構成銘柄では3M(MMM)が5.78%上昇し、指数の上げをけん引した。なおPCR(プット・コール・レシオ)は自動取得できず、確認できていない。
米国市場10/21 07:01 JST 時点のデータ
ダウ1%高、決算好調と原油安で上昇 NASDAQは小幅安
10月20日の米株はダウが1.02%高の52,495.88ドルと上昇し、S&P500も0.28%高。NASDAQは0.02%安と小幅に反落した。好調な企業決算と原油価格の下落が支えとなった一方、AI投資への懸念でハイテク株は重かった。VIXは6.13%低下し17.31。
S&P 500
7,712.57
+0.28%
NYダウ
52,495.88
+1.02%
NASDAQ
26,424.82
-0.02%
VIX
17.31
-6.13%
市場概況
セクター動向
報道によると、ヘルスケア株の上昇と原油価格の後退が当日の米株高を支えた。決算発表を受けて、信用情報会社のエクイファックス(EFX)や玩具大手ハズブロ(HAS)が大きく上昇した。一方、AI投資を巡る懸念からテクノロジー株は重く、NASDAQは小幅安にとどまった。個別では、自動車のGMが決算後に下落し、東南アジアのインターネット企業シー(SE)もAI向けクラウド事業の立ち上げ発表を受けて売られた。なお、全11セクターの騰落率は検索では確認できなかった。
注目銘柄
- Equifax Inc. (EFX): +11.33% — 第3四半期決算で調整後EPSが2.26ドルとなり、市場予想の2.20ドルを上回った。売上見通しの引き下げという懸念材料よりも、利益面の上振れが好感されたと報じられている。
- Hasbro, Inc. (HAS): +11.20% — 10月20日の寄り付き前に第3四半期決算を発表。売上高は前年同期比約15%増の15.95億ドルで、予想の14.76億ドルを上回った。調整後EPSは2.90ドル、調整後営業利益は5.41億ドル(52%増)。ウィザーズ&デジタルゲーム部門が31%増で、「マジック:ザ・ギャザリング」が34%成長した。約5,500万ドルの関税還付も含まれる。
- General Motors Company (GM): -6.84% — 第3四半期は売上500億ドル、調整後EBIT41億ドルで、通期のEBIT調整後見通しを145〜155億ドルに(従来140〜160億ドル)、調整後EPSを12.75〜13.75ドルに引き上げた。200億ドルの新たな自社株買い枠も承認した。それでも株価は下落し、報道では商品(コモディティ)コストが重しになったとされる。上方修正や自社株買いの発表後に売られた格好で、決算発表を機にした利益確定売りの側面もあるとみられる。
- Sea Limited (SE): -9.09% — AI向け企業向けプラットフォーム「Sea Cloud」の立ち上げが従業員向け書簡(Form 6-K)で明らかになり、設備投資負担への懸念が広がった。ショッピー(Shopee)の市場シェア防衛のため補助金・販促・物流への支出が続くとの見方や、フィンテック部門Monee(モニー)のIPO可能性に関するCEOの発言、インサイダー売り、ハイテク株全般の軟調も重なった。前営業日の10月19日にも約5%下落しており、52週安値圏での売りが続いた。
- DaVita Inc. (DVA): -6.23% — 当日の個別材料は検索では確認できなかった。同社株は2026年9月にも下落しており、2026年通期EPS見通し(14.10〜15.20ドル)の中央値が市場予想を下回ることが売り材料として意識されてきた。この見通しへの警戒感が続くなか、当日の上昇相場でも戻り売りが出たと解釈される。
為替・金利動向
2026年10月20日のドル円、米10年国債利回り、ドルインデックスの終値は、Web検索では確認できなかったため、数値の記載は控える。なお、当日の市場では原油価格が後退したと報じられている。
今後の注目点
当日の検索では、今後の決算・経済指標の具体的な日程は確認できなかった。投資家の関心は、AI関連投資への懸念が続くハイテク株の動向、決算シーズンにおける好決算銘柄への買いの持続性、原油価格の推移に向かうとみられる。GMが承認した200億ドルの自社株買いの実行状況や、シー(SE)のAI・クラウド投資の行方も注目される。
