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米国市場10/10 07:55 JST 時点のデータ

米株3指数反発、ダウ+0.83%で週間高

10月9日の米国株は3指数がそろって上昇し、週間でも上昇。木曜のテック株急落からの反発が中心で、VIXは14.84に低下。通信大手はSpaceXの周波数取得報道で急落。10年債利回りは5.24%近辺で推移した。

S&P 500
7,811.54
+0.59%
NYダウ
51,654.95
+0.83%
NASDAQ
27,366.17
+0.64%
VIX
14.84
-3.70%

市場概況

2026年10月9日の米国株式市場は主要3指数がそろって上昇しました。S&P500は7,811.54(+0.59%)、ダウ平均は51,654.95(+0.83%)、NASDAQ総合は27,366.17(+0.64%)で引け、3指数とも週間ベースで上昇しています。VIXは14.84(-3.7%)まで低下しました。

前日(10月8日)にAI投資への懸念やOpenAIの収益見通しを巡る報道を背景にテック株が売られており、この日はその反発が相場を支えたと報じられています。一方で長期金利の高止まりや原油高への警戒は残り、決算シーズン入りを控えた展開でした。個別では、メディケア・アドバンテージの格付け発表を受けたHumanaが大幅高となり、DeltaはQ3調整後EPS 1.72ドルが予想をわずかに下回り通期利益見通しを引き下げて株価が下落しました。

セクター動向

テクノロジー株は前日の急落からの反発で上昇しました。一方、通信セクターは大幅安となりました。SpaceXが全国規模の低帯域周波数ポートフォリオを取得することで合意したと伝わり、T-Mobile、AT&T、Verizonが急落。報道により下落率に幅がありますが、いずれも6〜13%程度の下げと伝えられています(Verizonは一時、2002年以来の下げ率に迫ったとの報道)。一方、American TowerやCrown Castleなどタワー関連株は上昇しました。

ヘルスケアではHumanaが+11〜13%(報道により差異)、ModernaがNIHの がんワクチン関連イニシアチブの報道で+14.21%と上昇しました。エネルギー面では、原油は報道により方向感の記述が分かれ(WTIは91.85ドル近辺との情報あり)、この日の終値ベースの騰落は確認できていません。航空ではDeltaが燃料費上昇を理由に通期見通しを下方修正し、売られました。

注目銘柄

【注意】提供されたランキングの騰落率は、検索で確認できた各銘柄の値動き(CoStar +8.01%、Flutter +7.55%、Chipotle +6.21%、argenx、Coherent -9.63%、Astera Labs -9.21%)がいずれも10月8日(木)の取引日の数値として報じられており、10月9日当日の値動きではない可能性が高いです。以下は確定ランキングの数値をそのまま記載し、要因は検索で確認できた内容に基づきます。

  • CoStar Group (CSGP): +8.01% — 単一の当日材料は確認できませんでした。10月27日の決算発表を控えた見直し買いと、住宅部門の収益性改善、Zonda買収の完了、Homes.com関連の経営陣の動きなどが材料視されたとの分析があります。年初来では大幅安の水準からの戻りです。
  • Flutter Entertainment (FLUT): +7.55% — CitigroupのMonique Pollardがレーティングを「中立」から「買い」に引き上げ、これまでの下落は行き過ぎと指摘したことが主因と報じられています。2026年に約62%下落し約74ドルまで売られていた反動もありました。
  • Chipotle Mexican Grill (CMG): +6.21% — Financial Timesが、Starbucksが助言会社と協力してChipotleの買収提案を検討していたと報じたことで急伸しました。取引時間中の上昇率は一時8.6%に達しています。Starbucks側は噂にはコメントしないとしており、正式なオファーの有無は不明で、アナリストの間では実現可能性に懐疑的な見方もあります。
  • argenx SE (ARGX): -11.83% — Sjögren症候群を対象とする皮下注efgartigimodの第3相UNITY試験について、独立データモニタリング委員会が中間解析で主要評価項目の達成は困難と判断し、試験を中止したと発表したことが要因です。同日に発表されたセリアック病向けFB102の第2相良好データでは下げを相殺できませんでした。
  • Coherent Corp. (COHR): -9.63% — 光通信・AI関連株の下落に連動しました。年初来で大きく上昇していた分野での利益確定売りに加え、長期金利の上昇や原油高、利上げ観測がAI投資への警戒を強めたと報じられています。個社固有の材料は確認できませんでした。

為替・金利動向

米10年国債利回りは5.24%近辺、2年債利回りは4.79%近辺と報じられています(出典により10年債は5.32%との数値もあり、別の営業日のものと思われます)。長期金利は2002年4月以来の高水準圏にあり、株式市場の上値を抑える要因として意識されています。

ドル円およびドルインデックスについては、当日の終値ベースで確認できる信頼性のある数値が見つかりませんでした(日付不明のスナップショットでは、ドルインデックス約102.3、ドル円約158.4円との記載がありますが未確認のため参考値にとどめます)。

今後の注目点

来週は大手銀行を皮切りに決算シーズンが本格化する見通しです。個別では、CoStar Groupが10月27日に決算発表を予定しており、Homes.comの採算改善が焦点とされています。Flutter Entertainmentの次回決算は11月18日と伝えられています。

マクロ面では、長期金利の高止まり、原油価格、利上げ観測、AI関連投資を巡る見方が引き続き相場の材料となりそうです。通信セクターではSpaceXの周波数取得を巡る競争環境の変化への評価も注目されます。