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個別銘柄の決算分析はnoteで公開中

米国市場10/6 07:00 JST 時点のデータ

ナスダック最高値更新、PTC買収で急騰・CHRWはRXO買収で急落

10月5日の米株式市場は主要指数が上昇。S&P500は0.66%高の7773.95、ナスダックは1.05%高の27477.31で最高値を更新した。AI関連が牽引した。PTCはシュナイダー買収で約33%高、C.H.ロビンソンはRXO買収発表で約11%安となった。

S&P 500
7,773.95
+0.66%
NYダウ
51,267.90
+0.18%
NASDAQ
27,477.31
+1.05%
VIX
15.52
+1.37%

市場概況

10月5日の米国株式市場は主要3指数がそろって上昇した。S&P500は0.66%高の7773.95、ダウ平均は90.94ドル(0.18%)高の51267.90、NASDAQ総合は1.05%高の27477.31だった。NASDAQ総合は終値ベースで最高値を更新し、直近の記録(9月22日)を上回った。VIXは15.52(前日比+1.37%)だった。

AI関連株が上昇を主導した。報道によるとNvidiaとTeslaが約2%高、Meta Platformsが2%近く高、Microsoftが1%超高となり、SpaceXは7%超上昇した。市場では、雇用統計が予想を下回ったことで追加利上げへの警戒がやや和らいだとの見方が報じられた。個別ではPTC、XP、Vaxcyteが急騰した。一方でC.H.ロビンソンやUMC、Lennarなどが売られた。

セクター動向

  • テクノロジー・AI関連: NASDAQを押し上げた。Nvidia、Meta、Microsoftが上昇し、長期金利が高い水準にあってもテクノロジー株は堅調だった。
  • ブラジル関連金融: 大統領選第1回投票でフラビオ・ボルソナロ氏が約47%を得票して首位に立ったと報じられた。財政政策への期待からXPのほか、StoneCo、PagSeguro、Nubank、Inter & Co.、Banco Bradescoなどが2桁の上昇となった。
  • 住宅建設: Lennarが下落した。第3四半期決算の弱さと年間引渡し目標の引き下げ、高水準の住宅ローン金利が重荷となっている。
  • 物流: C.H.ロビンソンがRXO買収発表で急落した。一方、買収対象のRXOは22.54%上昇したと報じられている。
  • ヘルスケア・バイオ: Vaxcyteが肺炎球菌ワクチンの第3相結果で急騰した。Insmedは経営陣交代の発表で下落した。
  • 半導体(ファウンドリ): UMCが転換社債の発行条件決定を受けて下落した。

注目銘柄

  • PTC Inc. (PTC): +33.49% — 仏シュナイダーエレクトリックが1株205ドルの全額現金でPTCを買収する definitive agreement(最終合意)を発表した。前営業日終値144.03ドルに対し42.3%のプレミアムで、買収額は約226億〜237億ドルと報じられている(報道により異なる)。取締役会の承認済みで、株主・規制当局の承認が条件となる。終値は192.26ドルだった。
  • XP Inc. (XP): +30.93% — ブラジル大統領選の第1回投票でフラビオ・ボルソナロ氏が約47%を得票して首位に立ち、同氏の財政政策が国内経済を改善するとの期待が広がった。XPのほかNubank、StoneCo、PagSeguro、Banco Bradescoなどブラジル関連金融株が2桁上昇した。
  • Vaxcyte, Inc. (PCVX): +30.70% — 31価肺炎球菌結露ワクチン候補VAX-31の成人向け第3相試験OPUS-1のトップライン結果が良好だったと報じられた。Mizuhoはデータを「非常にクリーン」と評価した。日中は上昇率がさらに大きい局面もあった。
  • C.H. Robinson Worldwide, Inc. (CHRW): -10.85% — RXOを株式と現金で58億ドル買収すると発表した。対価の約43%が自社株で、既存株主の希薄化や、現金部分の資金調達による債務増加(財務レバレッジ上昇)が嫌気された。同社は2年以内に3億ドルのコスト・シナジーを見込むとしている。
  • Lennar Corporation (LEN): -6.73% — 第3四半期決算の弱さと年間引渡し目標の引き下げに加え、10月5日にはHunterbrookが、2025年にスピンオフした土地バンキングREITのMillrose Propertiesとの財務的な関係に疑問を呈するレポートを公表した。Millroseのアナリスト格下げも報じられ、売りにつながった。住宅ローン金利の高止まりも重荷となっている(LEN-Bは-6.77%)。

為替・金利動向

米10年国債利回りは5.25%台(5.252%)と報じられている。日本の10年国債利回りは3.10%程度に低下した。ドル円とドルインデックスについては、検索では10月5日の具体的な数値を確認できなかったため記載しない。

今後の注目点

  • 10月6日(火): 8月の貿易統計(財・サービス)が発表予定。決算ではLamb Weston、RPM、Apogee Enterprises、Neogenなどが予定されている。
  • 10月7日(水): 9月15〜16日開催のFOMC議事要旨が公表予定。報道によると同会合では0.25%ポイントの利上げが決定され、参加者18人中16人が年内にあと1回以上の追加利上げを適切と見ていた。議事要旨では次回利上げへの支持の広がりが焦点となる。
  • 10月8日(木): PepsiCoが決算発表の予定。
  • 10月9日(金): 10月のミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)が発表予定。Delta Air Linesが決算を発表する予定。
  • 個別では、PTCに対するシュナイダーの買収手続き、C.H.ロビンソンのRXO買収に対する市場の反応、ブラジル大統領選の決選投票に向けた動きが注目される。