2日の東京株式市場で日経平均株価は反落し、終値は前日比0.94%安の6万8309円46銭だった。TOPIXは0.99%安の4091.0、グロース250指数は0.51%安の798.23。前日までの2日間で約3500円上昇した反動に加え、中東情勢への不安や米国を中心とした金利高への警戒から、投資家は本格的なリスクオンの姿勢をとりにくい地合いだった。市場では米雇用統計の発表を控えた様子見ムードも強かった。
日本市場10/2 17:13 JST 時点のデータ
日経平均反落、前日までの急伸の反動と中東不安
2日の東京市場は日経平均が前日比0.94%安の6万8309円46銭で反落。前日までの急伸の反動や中東不安、米金利高への警戒が重荷となった。TOPIXは0.99%安、グロース250は0.51%安。SBGが5.83%安、非鉄金属株は堅調で古河電が7.68%高。
日経225
68,309.46
-0.94%
TOPIX
4,091.00
-0.99%
グロース250
798.23
-0.51%
市場概況
セクター動向
業種別では非鉄金属が+3.34%と上昇率トップで、鉱業が+1.97%、石油・石炭製品が+0.98%と資源関連が堅調だった。一方、保険、銀行、空運、海運などが下落率上位に入り、医療機器や医薬品も軟調だった。
注目銘柄
- レゾナック (4004): +8.71% — 検索で確認できた材料として、キャピタル・グループによる保有割合が11.62%から12.40%へ上昇したことが判明した。同社は半導体・電子材料の好調を背景に、2026年5月に上期業績予想を上方修正しており、半導体関連材料への買いが続いている。
- 古河電 (5801): +7.68% — 個別の決算・材料は確認できなかった。非鉄金属セクターがこの日の上昇率トップ(+3.34%)で、電線・非鉄関連への買いが波及したとみられる。売買代金は約868億円と商いも膨らんだ。
- メンバーズ (2130): -10.26% — 前日1日にストップ安(-16.30%)となり年初来安値を更新した流れが続いた。2027年3月期は大幅な営業減益を計画していることが嫌気されており、1日の下落に続く売りとみられる。
- SBG (9984): -5.83% — 1日にソフトバンク・ビジョン・ファンド2を通じてOpenAIへ追加で100億ドルを投資し、2月発表の300億ドルの追加投資が完了したと発表。累計投資額は646億ドルに達しており、これを受けた売りが出た。終値は6310円。
- セレス (3696): +8.25% — 当日の個別材料は検索では確認できなかった。ランキング上位の値動きから、短期資金が集中した需給主導の動きとみられる。
為替・金利動向
ドル円は2日の東京市場で157円台半ば(157.54円付近)まで円高・ドル安に振れた。9月の東京消費者物価指数(コア)が前年比+2.7%に加速し、日銀の追加利上げ観測が強まったことが円買いにつながった。日本の長期金利(10年債利回り)は15時37分時点で3.095%だった。ユーロ円は確認できなかった。
今晩の米国市場の注目点
本日(2日)夜に米雇用統計の発表が予定されており、平均時給を中心にFRBの早期利上げ観測を左右する内容として注目されている。米金利の動向が日米の株式市場や為替に与える影響にも警戒が必要。個別の決算発表予定は確認できなかった。
